大学生の国際問題の考察

大学生です。学生の立場から国際問題に対する考察を書いていきます。

イラン核合意離脱

 

さっそくですが今日はアメリカのイラン核合意離脱からイラン産の原油輸入停止から思ったことを書こうと思います。

 

まず、アメリカがイランの核合意を離脱したことは世界秩序の行方がますます不透明になり、国際協調がより一層求められる時代において大きな失敗だと考えています。

 

そもそもトランプ大統領の政策決定は国際社会の利益や秩序を明らかに軽視しています。

 

イラン核合意について考えると核軍縮、不拡散の国際的な取り組みが進み、北朝鮮の核ミサイル問題の解決に邁進する中で核合意離脱を決定したことは明らかに核を減らそうという国際的な流れに逆行していると思います。

 

イランは敵であること、オバマの成し遂げた決定を覆すのに躍起になっていること、この2つの動機しかないのではないでしょうか。

 

核合意離脱により、アメリカの制裁が復活しイラン産の石油輸入が停止され、日本にも影響が現れています。

 

アメリカという世界の大国の指導者として、自分の行動が世界に対してどのような影響を与えるのかを常に考え、未来を見据えた行動を起こさなければいけないと思います。

 

アメリカと強固な日米同盟で結ばれている日本は同盟国が間違った方向に進まないように、内政干渉はできませんが積極的に民主主義、自由貿易、法の支配などの価値観を持った世界秩序が崩れないようにプレゼンスをもっと発揮していき、アメリカに対して良い影響を与えられる国になっていく必要があると考えています。